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- オバマ米大統領、広島訪問
オバマ米大統領、5月26日27日の伊勢志摩サミット後に、広島に訪問することが決定。
とメディアで報道されている。
現職の米大統領としては、歴史上初のことであり、一広島市民として嬉しく思う。
ここで、問題となるのが、オバマ米大統領の「謝罪」があるかどうかだ。
当然、米政府は「謝罪」する必要性は全く考えていない。
日本政府も、米政府に「謝罪」を求めていない。
お互いに「謝罪」を求めることが、双方の国民の感情に害するため、当然の措置かと思う。
そもそもサンフランシスコ平和条約で、敗戦国の日本がなんとか国際政治に復帰できたのに、
今更連合国の米国に対して「謝罪」要求なぞできるわけがない。
しかし、政府がこのように考えても、違う考えの方は多くいる。
広島でオバマ米大統領に対して「謝罪」のデモをする人達もいるかもしれない。
日本政府も頭の痛い問題と考えるだろうが、憲法第21条の「1. 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。」ある以上、中止にはできない。できたらそれはそれで問題があると思うが…
いろいろご意見のある、オバマ米大統領の訪広だが、世界中の人たちが少しでも原爆の悲劇を知って、
今後の核兵器を使用することを許さない世界になればと願います。
私の祖母も被爆者でしたが、生前に原爆の事を詳しく伺う事はなかった。
(本人があまり話したがらなかった)
しかし、被爆者がどんどん減少していく中で、被爆者の声を聴くことによって原爆の悲惨を後世に残せるのではないだろうか?
元プロ野球選手の張本勲氏も
被爆者であることを、ずっと隠していた。思い出すのが怖くて野球に没頭し、バットを振り続けることで、当時の記憶を心の片隅に追いやってきたという。しかし2005年頃に「原爆の落ちた場所を知らない」とテレビ番組で発言した若者に怒りを覚え、被爆体験を語り始めるようになった。2006年8月15日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演した際には、被爆体験や幼少期の生活、母に対する思いなどを語った。それをきっかけとして「われわれの世代が戦争を、そして原爆でやられた体験を語り残さなければならんのです」と答えたという。その後は多くのメディアで被爆体験を話している。
と述べている。
原爆を知らない世代が、被爆者の声を聴き、核兵器について考える事は義務ではないだろうか。
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