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- フロッピーディスクの取扱い廃止
司法書士の武田です。
法務局から、商業・法人登記申請にかかるフロッピーディスク(FD)の取扱いの廃止のお知らせ(pdfで開きます)がありました。
現在の商業・法人登記申請は、オンライン申請か紙申請の二通りあります。
この紙申請ですが、申請書は紙ですが、登記内容に関してはデシタルデータとしてFDやCDなどで提出します。
昔は、OCR用紙での提出も認められておりました。
参考<登記内容はこのようなものです>
「役員に関する事項」
「資格」取締役
「氏名」法務太郎
「原因年月日」平成○年○月○日重任
FDドライブが少なくなった昨今では、仕方のない流れかもしれません。
※なお武田事務所では、オンライン申請ですのでFDやCDは使用しておりません。
FDの思い出
私が初めて使用したパソコンは、X1turboZ(SHARP製)でした。ハードディスクは当然なく、パソコンにはFDドライブが二つ装備されていました。そのFDも5.25インチで容量も360KB。今なら写真一枚のデータ量も入りません。
5.25インチFDもう数十年見ていません。まだあるのでしょうか?
その後、X68000XVI(SHARP製)を購入。FDドライブ(5.25インチ)は二つ装備と同じですが、容量が1.4MBにアップしました。X68000には、プログラムを組んだり、ゲームをしたりなどたくさんの思い出があります。
しかし徐々にPC98(NEC製)にしかソフトが出なくなり、PC9821XSを購入しました。その時のFDドライブは3.5インチが二つ装備されていました。この頃までは、FDドライブ2台が標準仕様でした。
その後もパソコンを買い替えていきましたが、2000年代中盤ごろからFDドライブがないパソコンを持つようになりました。
廃れた理由は多くありますが、やはり半導体メモリ(USBメモリ、SDカード等)の価格下落ではないでしょうか?私が一番最初に購入したハードディスクは100MB(1GBの1/10)で約10万円でした。また、半導体メモリの一つのスマートメディア(もうない規格ですね)は64MB(1GBの約1/15)で1万円ほどでした。
ところが今や、USBメモリ4GB(FD約2800枚分!)で千円を切る低価格。これでは、FDが廃れても仕方ありません。
あと、もう一つはネット環境の変化でしょうか。今やどのパソコンもインターネットに繋がっています。1MB位のデータなら、メールやLINEですぐに送れます。いちいち外部メディアを介してデータをやり取りする必要がなくなりました。
デジタル世界の進化はとても速いです。私も、デジタルをうまく使用してよりよいサービスがお客様へ提供できればと思います。
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