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- 廿日市市・江田島市の相続登記費用の補助金
広島県の空き家
総務省の平成 25 年住宅・土地統計調査によれば,広島県の住宅数は約 139 万戸で,そのうち空き家は約 22 万戸(全国は約820万戸)あります。空き家率 15.9%は,「ほぼ6戸に1戸が空き家」という状況で,平成 20 年の前回調査から空き家数が約2万戸,空き家率が 1.3 ポイント増加しています。
空き家の増加は,中古住宅ストックが有効活用されていないだけでなく,適正管理されずに放置された空き家が,周辺地域に生活環境,防災,防犯,景観等に関する様々な「空き家問題」を引き起こしています。
この度の、豪雨災害でも空き家に土砂が流入したが持ち主が不明の為手が付けれない話等を聞き及んでいます。
また、尾道市の向島では、受刑者の逃走を追跡するので、空き家が犯人追跡の障害となりました。
空き家の問題は、所有者だけの問題でなく、近隣住民にも影響を及ぼしています。
空き家の発生理由
空き家の発生理由の一つとして、相続登記の未了問題があります。
所有者が亡くなると、通常であれば遺産分割協議等により相続人が決定し、相続登記を行います。
しかし、何らかの事情で相続登記が行われず、亡くなった方の名義とままとなっている状態を相続登記の未了といいます。
この事情に一つに、金銭的な負担が考えられます。
相続登記を司法書士に依頼した場合、数万円は費用が発生します。
その為、相続登記を躊躇する人がいらっしゃいます。
相続登記費用の助成金
金銭的な問題で、相続登記の未了発生を少しでも防ぐために、廿日市市と江田島市では、補助金が支給されています。
廿日市市:上限20万円 当該HP
江田島市:最大10万円 当該HP
両市ともに、空き家バンクに登録が要件等の様々な条件はありますが、実家が既に空き家になっている方などは、一度本助成金の適用があるかどうか検討してみてはいかがでしょうか?
※江田島市の補助金開始時の記事
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司法書士法人/土地家屋調査士武田事務所は、相続登記以外にも相続に関する様々な問題についての専門家です。
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