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- 登記簿上の面積(地積)
登記簿上には、その土地の面積を表す「地積」の欄があります。現在は、平方メートルで記載されていますが、昔は尺貫法で記載されていました。
登記簿に記載されている「地積」が、実際の面積と一致しない場合が多くあります。その理由は以前のブログでも記載しましたが、昔の測量技術が未熟であったことや面積が過小申告されたこと等が原因です。
登記簿に記載されていても正しいというわけではないのです。
しかし、全ての「地積」が、実際の面積と一致しない訳ではありません。以下のような場合は、一致していると考えてよいでしょう。
①分筆により生じた土地(分筆:1筆の土地を複数の筆に切り分けること)
②国土調査が終了している土地
③土地区画整理事業が終了している土地
④法務局の第14条地図作成が終了している土地
もし、登記簿上の「地積」と実際の面積とが一致しなくても、すぐに困ることはありませんが、土地の売却の際などに問題となる場合もあります。地積の修正をする場合、「地目変更」と同様に土地家屋調査士に依頼することになります。
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