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銀行カードローン 金融庁が検査

2017年9月4日

9月2日付けの日経新聞に気になる記事がありました。

記事によると、
・近年銀行による融資額の伸びが異例に大きいため、金融庁がメガバンクや地方銀行などに9月から立ち入り検査をすると発表した。
・銀行カードローンの残高は2016年度末で約5兆6000億円と5年間で7割増えた。
とのことです。

銀行のカードローンの残高が増加した背景

銀行のカードローンの残高が増加した背景には、2010年(平成22年)に全面施行された「総量規制」があります。
この「総量規制」は、当時問題となっていた多重債務問題を解決するために、借入残高が年収の3分の1以上を超えた時点で借り入れができなくなる規制となります。
しかし、この「総量規制」は銀行は対象外であった為、借入残高が年収の3分の1以上を超えた方に対しても融資が可能となっていました。当初は問題ないかと思われていましたが、日銀が導入したマイナス金利政策で事態が動きます。マイナス金利政策により各銀行の収支が悪化し、収益の確保が課題となりました。そこで銀行が目に付けたが、カードローンです。
このカードローンは、住宅ローンや事業ローンに比べると金利が非常に割高であり、銀行からすると収益がよい事業となります。
※カードローンは金利8~18%が多いですが、住宅ローン・事業ローンは1~3%が多くなっています。
その為、銀行はこぞってカードローンに力をいれた結果、上記のように5年間で融資残高が7割増えた結果となりました。

今後の影響

年収の3分の1より超える借入残高がある方が増加すると、当然支払不能となる方も増加すること可能性が高くなります。
すでに自己破産手続きは約12年減少傾向にあったのが、2016年(平成28年)に前年比を上回ることが最高裁より発表されました。
まだまだ微増ではありますが、今後の動向を注視しなければなりません。

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