花子さんは60代の女性。夫は昨年他界し、子どもはいません。祖母と母の両方が、アルツハイマー型認知症を患って亡くなったため、自分もなるのでは、と不安でなりません。
また、頼りにしていた兄も亡くなってしまい、誰も身寄りがいないため、先々のことをどうしたらいいか悩んでいます。
一郎さんは60代の男性。勤めていた会社を定年退職し、子どももおらず、現在は1人暮らしです。
最近では足腰も弱くなってきたことや、物忘れが多くなってきたようで、これから先のことが不安になってきました。
「万一入院したら、入院費の支払いは誰に頼めば・・・」、「老人ホームなどの契約手続きは・・・」 等、心配ごとばかりです。
タカシさんは、80歳の父親マスオさんののことが心配です。車で2時間の所に離れて暮らしており、1か月に数回様子を見る為に通っているのですが、行くたびに家の中に見たこともない商品が増えています。
契約書のようなものが、見つかったので、内容を確認すると、思いのほか高額で驚いてしまいました。
山田さん夫婦には、40代の知的障害の長男太郎さんがいます。現在は一緒に暮らしています。
いつまでもこのままの生活が続けば幸せなのですが、夫婦共に60代後半、そろそろ自分たちが一緒に生活できなくなった時のことを考えなければと感じています。